『痴人の愛』と近況報告。
最近学生なりにも忙しくなってきて、どうも次に更新できるのもいつか分かんねえというような状況になって来ました
簡単に近況報告くらいはしようかな、という更新です。
身の回りのことをつらつらと……先週のことから。
先週の日曜、自転車に乗って、BOOK OFFに行ってきました。
それもあえて家から一番近いところではなく、数km離れた自転車で20分くらいのところ。
んで、橋本紡さんの小説2冊と、コレ買いました。
タイトル買いでした(笑)
谷崎潤一郎は読んだこともなかったのですが
タイトルが目に入ったときはもうダメでしたね。
んでまあ意外とあっさり読み終えたのですが
軽くあらすじを
主人公の河合譲治は、28歳の独身。電気技師として都内の会社に務めていました。顔立ちも悪くはなく、その真面目さから会社内で「君子」とあだ名が付くほどであった彼がこの年まで結婚しなかったのは、結婚に理想があったからだったのです。
世間(っても戦前ですが)の形に縛られない、結婚の形を考えていた彼は、少女を見出し、自らの手で教養のある女に育て、もし気が合えば結婚しようという夢を持っていました。
そんな彼は、ある日浅草のカフェで女給をしていたある少女を見出します。
それが、14歳のナオミだったのです。
(ちなみに当時としてはナオミってすんげーハイカラな名前でした)
その時のナオミというのは、美しい容貌をしていながら、無口で、どうも血色の優れない少女でした。
河合は、実家の貧しかった彼女を引き取り、大森の洋館をふたりの新居に定めて育て始めます。
ナオミをどこに出しても恥ずかしくないレディーに育て、ゆくゆくは妻にしよう、と考えながら。
もっとも、最初のうちは河合の提案で「友だち」として付きあおうとしていましたから、映画を見たり、遊びに行ったりという暮らしでした。
しかし、それまでの暮らしとは打って変わった楽しい毎日のおかげで、ナオミは快活な少女の姿を取り戻し、よく笑うようになりました。
そして、河合はナオミに英語とピアノの習い事をさせ、自分の理想の女性に育てようとしていたのです。
しかし、それもある時から崩れ始めます。
二人が肉体関係を結び、結婚をして夫婦になってから、ナオミはだんだんその我侭さを増し、習い事もおざなりになり、やがて浪費癖と奔放な男性関係が次々と露わになっていくのです。
二人の行く末は――
とまあ、こんなところでしょうか。
やはりいちばんの見所というかハイライトは、主人公がナオミに絡め取られるように堕ちていく様でしょうか。
凄まじいです。
篭絡ってこういうことなんですね(笑)
また、度々登場するナオミの肉体に対する細かい描写など見ていると、感動するというかなんというか、すげえなってなります。
女体の神秘ってやつですかね。でも実際にあるよね、そういうの。
男としてこうはなりたくないものですが、この作品を読むと
「男はみんなこうなるんだって。女の魅力には勝てないんだよ」
的メッセージを感じ戦慄します(笑)
男性陣、世界が広がります。ぜひご一読を。
女性陣、ナオミのようにはならないでください……
と言いつつ、このタイトルで即買いした私は、女性にも篭絡されやすそうですね(笑)
はい、ここまでひっさしぶりの書籍レビューでした。
『痴人の愛』、戦前の作品ですが文体がそこまで読みづらくないので割りとオススメです(小並感スイマセン^^;
BOOK OFFで一緒に買った橋本紡さんの本は『月光スイッチ』と『彩乃ちゃんのお告げ』です。
どちらも読んでいて気分が軽くなるような、明日も頑張れる気になれる本です。
1日でも読みきれる量なので、読んでみるといいと思います。
いいですよ、橋本紡は。
近況報告ですが、現在250ページの冊子制作が〆切まであと5ヶ月切って進捗率1%とかです
……はたして大丈夫なのでしょうか。
とても怖くなります(笑)
……わらえねええええええええええええええええええ
まあそんなことをしながら勉強してるんで、毎日凄まじい勢いで精神が消耗していきます。
今や火曜日のアニメ「ガールズ&パンツァー」と、かけがえのない友人たちと、とある思いだけが僕を癒してくれます。
どれも僕になかったら今頃どうなってたことか、って感じです。
「皆様に支えられて生きています」。
とりあえずイラレとインデザを使いこなしたいですね。
たっかいソフトなんで機能的には凄まじいが使いこなせない^^;
がんばろー
あ、そういえば前回載せ忘れてましたが、ダイアモンド富士とりました。
半分隠れちゃってるけどきれいだったよ!
次回の更新予定は正直いつかわかりませんが、12月中は忙しいので更新はできて一回かな。
年明けに三周年企画やりたいんで今から考えてます。
なにしよっかな。
企画案をコメント欄で募集中です(`・ω・´)
【今日のぴっくあっぷ動画】
◇いつもの
ニコ動がみれねえ(´・ω・`)
スイマセン今回はお休みでs
◇東方アレンジ名曲選
自分が東方アレンジにハマった最初の曲じゃないかなあ……という曲。
阿部左さんがまだefsで活動していた頃の曲ですが、ラクトガールの雰囲気出てて凄く好きです。
阿部左さんは俺の東方アレンジ曲の原点なのです。