「星を追う子供」感想
今日は、池袋で映画「星を追う子供」を見てきました。
公開してからしばらくは見るのを迷っていましたが、久々の予定がない日曜日ということで、今日しかないな、と。
監督・新海誠、音楽・天門という相変わらずの俺得コンビなわけでした。
この二人だからできる、圧倒的な作画とそれにぴたりとマッチした音楽。
これはもうなんというか付け入る隙がないというか(笑)
なんでも新海誠から天門さんにはフレーム単位で合わせるようにと注文が飛ぶそうです。
普通は信じられないような話ですが、天門さんもそれにできるだけ沿える形で作っては修正しているとか。
まあそんな実話(本当に実話)に納得出来るくらい、合っているんです。音楽が。
とにかく、演出がいい。
この映画は映画館で見ないと損ですね。
一般的なテレビのスケールと音じゃ、感動も薄れるってもんです。
舞台がおそらく昭和三十年代かそれより少しあとの日本なんですが、
出てくる自動車も鉄道車両も満足のいく出来でした。
ストーリーの方はというと、オチが若干微妙だった感もありますがこちらもなかなかよかったです。
大人が見ても十二分に楽しめるファンタジー物でした。
地下世界に存在する、滅び行く文明。いい響きじゃあありませんか。
まあ、長い間隔たれてきたはずの世界で、なんで地上の言葉(しかも日本語!)
が通じるんだとか突っ込みたいところはありますが……
キャラクターの方ですが、ヒロインのアスナはなかなか可愛らしく仕上げてましたね。
てか可愛いです。素朴でいい子でしたね
そして主人公キャラのシンがいちいちカッコイイですな。
だって登場の仕方がヒロインのピンチに現れるって言う王道の繰り返しですからね……
声優が「千と千尋の神隠し」のハクの人なんですが、イメージはちょっと違うけど
「ああ、やっぱり」って納得出来る感じ。個人的にはこのキャラにもう少し悩んで欲しかった。
そうするともっとストーリーに深みが出たかなあ、と。
この作品、ちょっとそういうところでストーリーの厚みというか深みが足りなかった気もしました。
でもまあ、新海誠と天門さんコンビの映画ってだけで1500円分の価値はあったと思います。
ぶっちゃけね(笑)
このところ、レビュー続きですが今回はひっさびさに映画のレビューと相なりました
実は劇場で映画見るのって「半分の月がのぼる空」以来なんじゃないかな。ずいぶん久々でした。
……そういえば、その「半分の月がのぼる空」を見た池袋テアトルダイヤが閉館になっていました。
5月29日付だったそうで。これはまあ、なんというか寂しかったですね。
54年の歴史に幕ということでした。
さてさて、いよいよ試験が近くなってきたのでそろそろ、というかまたまた更新頻度が下がると思います。
週一くらいのペースになるかもしれません。
ひょっとしたら頑張って2,3日ごとくらいにはできるかもしれません。
まあわかりませんが、時間があればできるだけ更新したいものですね。
ああ、あと一応携帯からこのブログを見ているという方は少ないと思うのですが、
近々携帯用のテンプレートをカスタマイズして、PC版と同様にリンクなどをきちんと表示できるようにしたいと思います。こちらは大分かかりそうですが、まあたまには携帯からも見てやってください。
ではではっノシ