しまなみ海道旅行記 Part2・しまなみ海道縦断編
2日目 しまなみ海道縦断編
さて、前回
の続きです。2日目。
朝8時に駅からほど近いホテルを発ち、尾道港のレンタサイクルの営業所でクロスバイクを借りました。
いよいよ人生初の長距離ライドにして一度はやってみたかった、しまなみ海道縦断です。
レンタサイクルで縦断とかできるのかな、と不安だったのですが、調べたらばっちり対応してました。ありがたい。
ちなみに↑のサイトが詳しくて、今回は大いに助かりました。
今回は公営のしまなみレンタサイクルを利用。本州側の尾道港で借りて四国側の今治駅の営業所に乗り捨てていくので、通常のレンタル料金1000円に加えて保証料1000円がかかります(保証料は借りた営業所と同じところに返すと戻ってくるシステム)。
まず、渡し船で前日も上陸した向島へ。サイクリングの出だしが船ってのも不思議な感じですが、これもいくつもの島を経由して四国へ向かうしまなみ海道ならではって感じですね。
ちなみにしまなみ海道のサイクリングのコースは路側帯が青色になっているのが目印。それを頼りに島内の道路を進んでいくのが基本となります。
この日は綺麗に晴れてくれたので、海岸線に出ると、海と小さな島がたくさん見える、瀬戸内海のイメージ通りの美しい景色を堪能できました。
しばらく漕いでいくと、最初に渡る橋である因島大橋へのアプローチに入ります。
ところで、行ったことのある方なら分かると思いますが、このしまなみ海道のサイクリングの難点は橋なんですよね。
……正確に言うと、橋の前後。
標高のほとんどないところを走るサイクリングコースから、海面からの高さがそれなりにある橋までは高低差があります。まあ橋が高速道路と併用なので仕方ないのですが。
その高低差を埋めるために、長い長いアプローチのスロープを通って橋にたどり着くまでは結構タイヘン。最初の因島大橋へのアプローチでいきなりバテそうになりました。
普段運動しないオタクにはキツかった。
しかしまだまだ序盤。気合いを入れて何とか上りきり、橋を渡って因島へ。
因島はかの村上水軍の根拠地のひとつ。資料館もあるのです。ただ、今回は今治駅17時台の特急に乗るために時間に余裕がなくあえなく断念しました。
というわけで因島を通過。2本目の橋である生口橋を渡り、生口島へ。
途中にある「瀬戸田サンセットビーチ」で休憩。海水浴場ですが、レンタサイクルのターミナルも兼ねています。しまなみ海道の要所要所にはレンタサイクルのターミナルがあるので、途中で自転車にトラブルが起きても安心なのです。
ちなみにこのころになると段々景色に飽k……慣れ始めてきてますね。
こんな感じの景色に飽きつつある(でもすき pic.twitter.com/s0BVeXnzLn
— こおろぎ (@korogi07) 2018年9月17日
休憩を切りあげ、そんなこんなで3つ目の橋。多々羅大橋に差し掛かります。
橋の手前、アプローチの坂を登りきったところには国産レモン発祥の地をPRする碑が立っていました。ベンチもレモンの葉と実を模していてかわいい感じですよね。
そして県境。この時点で「まだ昼前……結構余裕じゃん?」とか考えてました。
ちなみに人生で初、四国全体で見ても3回目とかです。
渡りきったところにある「道の駅 多々羅しまなみ公園」でお昼休憩にしました。
「せっかく海のある所に来たし、地元の魚でも食うか」などと思いつつメニューを見ると、気になる一文が。
「幻の高級魚 マハタ」「漁捕が少なく市場にはほとんど流通していないため、知名度は低いもののその味は極めて美味で、食通の間では幻の高級魚と呼ばれています。」
ほーんいいじゃんとなり、マハタ丼(1950円)を注文。いやちょっと高くねとは思ったけどホラ観光地価格だし、多少はね……などと思いつつ待っていました。
出てきたのがこちら。味は淡泊な感じ。食感の似てる真鯛よりは甘みが少ないかな。
「……というかあんまり味がしないんだが」
現地で2000円近く出したことに若干後悔しました……これが高級魚ってマジかいな。汗かいた後だからだけど、正直コーラの方が100倍美味いぞこれ。
まあ微妙な感想になってしまいましたが、ちゃんとしたところで食べればきっともっとおいしいのだろうと思います。たぶんね!
気を取り直して再出発。
気温が上がってくる中、ここからは暑さとの戦いになります……いやこれ書いてるの12月だけど当時は9月だったんで暑かったんですよ!
そして大三島橋へ。しまなみ海道を構成する長大橋たちの中では一番早くに着工した橋だそう。個人的にはかなり好きな見た目のアーチ橋です。写真が暗くなっちゃったのが残念。
大三島橋を渡って伯方島、そしてすぐに次の橋、伯方・大島大橋へ。
ここまでこれば残るは来島海峡大橋だけ。
あとちょっとだ……!と気合いを入れたのですが。
坂がキツイ。
これは行った人にしか分からないと思いますが、しまなみ海道のラスト、大島は面積も大きくまた高低差がかなりあります。途中のめちゃ長い坂がキツ過ぎて、ここでついに漕ぐのを諦めて押す羽目になりました。
とはいえここまで来てリタイアなど出来るはずもなくそして何より、今治駅17時過ぎの特急に乗れなければ翌日の仕事には出られないのです(一応18時台の特急でもその日のうちに東京には着きますが帰宅が1時とかになっちゃうので)。
また、当然ながらこの時の自分は汗だく。今治駅前に銭湯があるという情報は事前に入手していたので、ひとっ風呂浴びて、あわよくばビールでも飲んでから快適に帰りたかったのです。そのためにはこんなところで止まってられるかと必死に漕いで漕いで漕いで漕ぎまくり、来島海峡大橋へのアプローチをギア1で止まりそうになりながらも登りきって、ついに。
ついに。
四国本島までたどりついた~~~!!
ここからはもう気分もルンルン、気力もみなぎり爆速で終点の今治駅まで着きました。
ゴールです。
ッシャオラー!!
いや本当にそんな感じのテンションでした。
ただ、この時点で時間はすでに15時40分。余韻に浸る暇もなく自転車をレンタサイクルステーションに返却。速攻で銭湯に入り、駅弁とビールを買って岡山行きの特急「いそかぜ」に乗って四国をあとにしたのでした。
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というわけで、およそ1か月ぶりの更新でした。
Part2を年内に更新できて本当によかった。
というのも、最近平日がガチ繁忙期に突入し、会社の定めたリミットである22時まで会社にいる日々なので……冬コミ受かってたらマジで修羅場だったよねコレは。
詳しい近況報告の前に、今回の旅行の小話的なものをちょっとだけ。
◇自転車のサドルの高さ
今回、尾道で借りたときに初心者の自分はそのまま乗っちゃったのですが、きちんとサドルの高さを調節してから乗るべきでした。
尾道で借りたときの写真見れば分かりますが、めちゃくちゃ低いんですよね。バッテリー付きのママチャリならこれでもいいんですが、クロスバイクで坂も上るとなるとこれではとてもじゃないけど無理でしたね。終盤に差し掛かったあたりで音を上げて、サイクリングステーションで調節してもらいました。
◇今治での話。
今回今治ではほとんどなにもしてないので大した話もないのですが、ちょっとだけ。
自転車を返す時に近くにいた男子大学生二人組が、自分と同じように尾道から来たらしく、そのまま彼らも返すのかと思いきや松山までの道を聞いていました。いや松山って今治から特急でも40分、50kmくらいはあるんですがそれは。
レンタサイクルの係のおじさんと二人で「元気だなあ……」と見送りました。
次行ったときは今治タオル関連とか今治城とか行ってみたいですね。もう自転車で縦断はしたくないけど……
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というわけで近況報告とか。
9月に行ったこのしまなみ海道旅行からいま(12月)までの間、10月に黒部ダム行ったり11月に台湾行ったりしてますが、その更新は当分先になりそうです。
てか2月から3月にかけて行ったイタリアとか3月に行った台湾とかはもうこれ忘れちゃってて記事にならないかも。
1日平均アクセス1桁とかいうブログをわざわざ残してるのも、自分のためのメモとしてなのにイタリア旅行とかいうクソデカコンテンツを残せないのはどうなんですかね自分!
ちなみに、最近はバンドリとWoTと、あとゆずソフトの「Riddle Joker」ってえっちげーむでプライベートが占められてます。
バンドリは、各イベントの☆3報酬キャラ獲得を目標にまったりやってます。
2月のRoseliaのライブのCD先行を申し込みましたが、やるのが2月21日木曜日、19時開演とか言うスケジュールで泣いてます。有給取れっかな……
WoTは最近自分の腕の限界を感じ始めましたね。2優等を最後に取ったのいつだろうなあ……
Riddle Jokerは久々にやる最近のエロゲです。システム面の充実が凄まじく、またキャラが立ち絵・イベントCG・SDどれも可愛くてクオリティの高いゲームって感じですね。もともと式部茉優ってキャラの声が、自分の大好きな声優さん(の別名義)だったために始めたのですが、それ以外のキャラも魅力的で楽しいです。
いまのところ、攻略した中では
茉優→羽月→七海の順番で好きかな。ちなみに茉優の抱き枕カバー(受注生産)は予約済みです(笑)
残りのあやせと千咲ルートも楽しみ。
ソシャゲにつかれて、自分のペースでやれるエロゲの良さを思い出しつつあります。
とりあえず今回の更新はここまで。
次の更新は多分年明けですかね。一年を振り返る的なのもやりたかったけど、時間が……
ではでは、よいお年を(年内諦めマン
今日のぴっくあっぷ動画
かわいい。